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ニュース・トピックス

    新規受託開始のお知らせ(Major BCR-ABL1 mRNA(%))
    Major BCR-ABL1 mRNA(%)受託開始のお知らせ

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                                NR34025新規
                                 2022年11月

          新規受託開始及び受託中止のお知らせ

     
    謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立て
    を賜り厚くお礼申し上げます。
     この度、下記の検査項目につきまして、新たに受託を開始させていただくことと
    なりましたので謹んでご案内申し上げます
     先生方には何卒ご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
     
                                         謹白
     
                     記

    ■新規受託開始項目及び実施日

    【実施日】 2022 年 12 月 5 日 (月) ご依頼分より開始

    項目
    コード
    検査項目 提出量
    (mL)
    容器 保存 所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査
    方法
    基準値
    (単位)
    備考
    4530 【予約検査】
    Major BCR-ABL1
    mRNA(%)
    血液
    7.0
    (EDTA-2Na 加)
    G 冷蔵 5~7 2520
    遺伝子
    RT-PCR
    (リアルタイムPCR)

    下記参照

    ⑫&1

    骨髄液
    1.0
    H3

     ● 備考

    ・凍結保存は避けてください。

    ・受託可能日は月~金曜日です。

    ・受託数の増減により、所要日数が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。

    ・検体採取後、速やかにご提出ください。

    ・他項目との重複依頼は避けてください。

    ・本検査方法ではコンタミネーションノ影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに十分ご注意ください。

    ・慢性骨髄性白血病(CML)には【4229】Major BCR-ABL1 mRNA(IS)をご依頼ください。

    ・フィラデルフィア染色体(Ph)陽性急性リンパ性白血病(ALL)には【4530】Major BCR-ABL1 mRNA(%)をご依頼下さい。

    ・本検査は、e13a2 及び e14a2 の測定はできますが、e13a3 又は e14a3 の融合 mRNA の測定はできません。また、e13a2 及び e14a2 の融合 mRNA においてもプライマー及びプローブが結合する領域に変異がある場合には、Major BCR-ABL1 mRNA の測定ができないことがあります。


    Major BCR-ABL1 mRNA(%)

    フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の診断補助・モニタリングに有用な検査です。

     
     BCR-ABL1 融合遺伝子は、9 番染色体体長腕(9q34.1)に座位する ABL1 遺伝子と、22 番染色体体長腕(22q11.2)に座位する BCR 遺伝子の相互転座により形成され、相互転座により生じた異常 22 番染色体をフィラデルフィア染色体(Ph)と呼びます。
     この BCR-ABL1 融合遺伝子は、慢性骨髄性白血病(CML)に認められるだけでなく、急性リンパ性白血病(ALL)の約 20%の症例においても認められます。BCR 遺伝子切断点は Major BCR、minor BCR、micro BCR があり、Ph 陽性 ALL における割合は 70%が minor BCRABL1、30%が Major BCR-ABL1 と報告されています。
     本検査は RT-PCR(リアルタイム PCR)法を用いて、Major BCR-ABL1 の発現量を測定することで Ph 陽性 ALL における診断の補助、および治療効果のモニタリングを行います。
     

    ▼疾患との関連

     Ph 陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)
     

    ▼関連する主な検査項目

     白血病キメラスクリ-ニング(定量)
     Major BCR-ABL1 mRNA 定量・定性
     

    -参考文献-

     Nakamae H,et al:Int J Hematol 102(3):304~311,2015.(検査方法参考文献)
     Branford S,et al:Blood 112(8):3330~3338,2008.(臨床的意義参考文献)
     
                                          以上
     
     検査のご依頼に関するご不明な点やご要望等につきましては、弊社営業担当、または
     学術インフォメーションまでお問い合わせ下さい。 TEL:075-631-6230


     


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